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2011/04/11

Yotanの秘密

何年か前に金沢の某短大でデザインを教えていた時は

結構エキサイティングだった。何より人間相手の仕事だから、

学生ウオッチングがなんといっても楽しかった。

僕が持っていた授業はデザインの実習だったので

作業が多く、その傍らたわいもない話もするんだけど、

人生相談や身の上話などすることもよくあった。

あるとき「好きな男には体をすぐに許すべきか」

という話題で大いに盛り上がった。

僕からすれば自分の子供みたいな学生ばかりなので

逆に話しやすいのか、すごくオープンな話になる。

「昨晩、彼氏と格闘して今日は疲れとれん」って

こんな感じで、今の子達はごくあっけらかんと自身の性生活を

語る。しかもゲーム感覚でという感じ・・・。柄でもないけど、

教員という立場から、softbankのお父さんのような

口ぶりで「結婚するまでは体は許してはいかん」

というのが建前だけど、あまりにもオープンと言おうか

奥ゆかしさがない。授業はある種、サファリパークのような

風景だった。時折教室の通路や長椅子の上で女子が一直線になって

寝ていたりする。そんな学生の生態を見るのが楽しみだったりする。

時折、どきっとするような胸元の開いたシャツやパンツが

見えそうなスカートを履いて来たりする。そんな時は

「お前らオレを挑発しとんのか」と言ってやる。

ある女子はこちらが丁寧に教えようとすると、「私に指図せんといて」

といってのけた。「さ、さしずせんといてぇ、?オレは何のためにここに

おるんや」といってしまった。あるとき金沢の某デパートに買い物に

出かけたら、婦人服売り場で後ろから「先生!」といって

肩を叩かれた。誰かと思ったらその「指図しないでちゃん」

だった。お前がちゃんと社会生活をしていることが

不思議でならんと言ったら、「生活のためだからしかたないげん」

という返事が返ってきた。多分この子は精神年齢100歳くらい

だと思う。

その年の女子は記憶に残る学年だった。僕にあだ名をつけて

「よーたん」と呼ぶようになった。それがよーたんの由来。

多分尊敬はされていないと思うけど、悪い気もしない。そんな感じだった。

だから授業中は黄色い声で「よーたん分からん。教えてー」と

いう感じ・・・。異常なハイテンションで謝恩会の時も他の

先生からはっきり言って白い目で見られた。よーたんグループの

中の一人に肉屋さんの娘がいたので、「先生は思い出にうまい肉が

食べたい!」といったら並みの牛の値段で特上のすき焼きを食べさせて

もらった。たまには役徳もある。

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